リンゴとアン

発達凸凹の息子・アンくんと、母親・リンゴの奮闘記。

令和のRingo家 〜アンのいま〜

久しぶりの更新です。

 

Ringo家の暮らしぶりに大きな変化はありませんが、

子どもたちはそれぞれ進級し、

 

長女・くーちゃんは小5

長男・アンくんは小1

次男・テンちゃんは年中さん

 

に、なりました。

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アンくんは、

通常学級に通い、通級指導教室に週1回通っています。

そのほか、月に3〜4回の言語リハビリに通っています。

 

 

社会性が高く、コミュニケーションに問題がない、とされていたアン。

1学期は特に問題もなく、切り抜けてきました。

 

 

通級でも、必要ないのでは?と言われる始末。

 

 

でも、アンの問題はこれから。

言語発達遅滞であるアンは、

やはり聞き取る言語性が弱い。

 

それに加えて、

ことばの量も、

年齢にしては少し足りないこともわかってきました。

 

それから、

人の表情を読み取る弱さがあることも、わかりました。

ことばを選びとって、話すことにも弱さがあります。

 

 

 

3歳から療育に通い、

いくつかのテストを行いながらも、

行政では「どうにかなる」というレベルだと判断されていました。

 

 

5歳の時には、

療育手帳さえも出してもらえなくなりました。

 

 

 

知的障害、とも違う。

発達障害、とも言い切れない。

 

 

アンは、完全にグレーゾーンの子ども。

 

 

でも、彼に必要なことは、

発達障害の子に必要な訓練と、同じなんです。

 

 

どこに相談しても、

なかなか前に進まなかった。

 

 

家で療育してください

と、言われました。

 

私は、母親だけど、

専門家ではないの。

 

これは、母親が担うこと、とは違う。

そう感じていました。

 

 

母親業を手放してるわけじゃないです。

できるなら、私がしたい。

 

でも、

専門的治療、

専門的療育が必要なんです。

 

 

それでね、

やっと、やっと!

昨年11月に、

道が拓けました。

 

 

たまたま、

職場に中途で入ってきたナースさんに、

子どもの言語リハビリを前職の病院でやっていることを、教えてもらったんです。

 

 

行政には、

 

アンくんは病名はつかないから、安易に病院にいくべきじゃない

 

と、言われていました。

 

 

 

要するに、

病名がつき、手帳がとれなければ、

療育はしてもらえない

 

 

と、行政は判断していたんです。

 

 

 

でもね。

そんなことはなかった。

 

 

病院で、

小児リハビリをしているところなら、

可能性は十分にある。

 

医師が必要だと判断してくれれば、

リハビリを受けることができるんです。

 

 

 

全体的に判断されたアンは、

 

通常よりちょっと低い

 

ですが、

言語性においては、グググーーーンと低いので、

リハビリの対象となりました。

 

 

 

私はナースなのに、

それでも知らなかった。

 

そこに携わるナースでも、

知らないことが多いです。

 

 

 

アクションを起こす。

とても大事なことです。

どうしたいのか?

自分でビジョンを持つことも、

とても大事なこと。

 

 

療育手帳がなくても、

発達障害の診断名がついていなくても、

手はある。

 

 

アンは、

言語聴覚士さんに、

ほぼ毎週、診ていただけることになりました。

 

 

メキメキと、

アンの療育が進んでいます。

 

 

しっかり私たち親にも、指導してくださいます。

 

言語聴覚士のM先生、本当に感謝しています。

 

 

M先生と出会い、

我々夫婦の問題も、浮き彫りになりました。

 

 

ひとつみつけた、その種が、

どんどん枝葉を広げている。

 

 

そう感じます。

 

 

 

すべてのことは、つながっている。

 

 

アンの療育のことについては、

もう少し詳しく書き上げ、

発達グレーゾーンのご家族のもとに情報が届くように、したいと思います。

 

 

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