リンゴとアン

発達凸凹の息子・アンくんと、母親・リンゴの奮闘記。

その質問、難易度高すぎます。

我が家の、オッケーぐるぐる(Google Homeのこと)は、とても気が短い。

 

というより、

アンの難しい質問に、ぐるぐる先生はこたえられないのです…。

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オッケーぐるぐる、

今日の〇〇線の駅をおしえて?

 

オッケーぐるぐる、

今日の最後のジェダイをおしえて?

 

 

と、かなり早口でまくしたてます。

 

この、

今日の〇〇〜という言い方。

今日の、に意味はないんです。

 

 

なぜなら、

パパが最初にやり方を見せた時、

 

 

今日の天気をおしえて?

 

今日のサッカーの試合結果をおしえて?

 

 

 

と、教えたそう。

 

で、アンの頭の中には、

「オッケーぐるぐる、今日の〜をおしえて?」

というフレーズがインプットされた様子です。

 

 

ある意味、素直。

 

 

耳からの情報に弱く、言語性も弱いアンにとって、

質問を考えたり、

言われたことを発展して考えること

は、とても困難です。

 

あの質問では、どう答えていいのか誰もわからない。

じゃあどういえばいいのか?

それをひとつづつ、解いていきます。

 

これ、骨が折れますよ。

 

 

ああ、やっばりわかんないんだ…

という、

悲しいながら発達凸凹を認められていないんだな、という自分にも気づいたりして。

 

 

固定概念をひっくり返す出来事なので、

発達凸凹を理解していても、

心が折れることがしばしばあります。

そんな自分にイラっとしたり

悲しくなったり

いろんな気持ちが右往左往します。

 

 

 

人間なんでね。

菩薩じゃないのでね。

 

 

 

 

ぐるぐる先生とケンカ別れして、

しかもパパに、イライラしているアンの態度を叱られたりして、

気持ちの整理をするのに、私と話をし、

涙しながら、ぐるぐる先生とカフカに謝りに行ってました。

 

 

アンは5歳。

就学前です。

 

大変な時期だけど、

わかんない、とかあっち行って!

というのを放置してはいけないなと、思っています。

 

 

ゆっくりでも、

大変でも、

アンは考えるチカラをもっている。

言葉を増やし、

言葉で表現することを、学べばいい。

 

今私できることを、

やっていこうと思います。