リンゴとアン

発達凸凹の息子・アンくんと、母親・リンゴの奮闘記。

カラダと話す親子

アンと弟のテンちゃんが、水ぼうそうにかかりました。

 

アンはいろんな意味で感覚過敏のため、

予防接種も薬も受け付けないカラダ。

 

 

部外者がカラダに入るのが、

嫌なんだね!

 

 

アン、頭の先からつま先まで、ボツボツ。

2日目あたりから、痒みも出てきて。

 

 

アンのカラダが、薬を嫌うことを知っていたけど、

特効薬があるのも知っている私は、

飲ませてみました。

医療従事者の弱み…。

 

 

速攻で、

 

「なんか嫌。クスリ、嫌。

ツブツブ(レメディ)にして。」

 

 

カチリを塗るも、

 

「シックス(某アロマ会社の軟膏)にして。」

 

と、ご指摘いただきました。

 

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彼は、自分をよく知っている。

言葉は拙くとも、

感覚優位の彼は、

自分をよく知っている。

 

 

水ぼうそう、すごく嫌がるかと思いきや、

かなりの受け入れ体制。

 

 

ならば治そう、という意欲がみえる。

 

 

アンのスゴイところは、こういうところ。

理論じゃない。

感覚で知っている。

ぼくが一番、ぼくのことを知っている。

 

 

アンは、体の声を聞くことができるんだと思う。

 

一方、私リンゴは。。。

 

頭ばかり使い、意識でコントロールしようとしてしまい、

体の声がわからない。

消しちゃうんですね。

オトナは、大概そうです。

 

これも言い訳だわ。

 

私も体の声を聞いて、

その声に従おうと思います←弱め

 

 

テンちゃんは、なかなかお強いので、

プツプツ出てきたねー!

と、水ぼうそうを楽しんでおります。

 

 

今日も我が家は、のんびり過ごしております。

 

一対一より、一対三。増えれば大変、なわけじゃない!

*排便に関わる記事のため、ちょっと汚い表現があります。

 ご了承の上、お読みください。

 

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さて、感覚過敏のアン。

細かいところも、感覚過敏。

今回は、粘膜。

 

 

もともと快便のアン。

ちょっと疲れたり、排便のタイミングがズレたりすると、

すぐ硬くなってしまい、便秘がちに。

または、柔なくなりすぎてしまう。

 

 

日々の緊張もストレスも、

見た目よりずっと多いアン。

お腹にガスが溜まりやすく、

ブーブーおならもよくでます。

 

 

今回は、

ゴールデンウィークの疲れを引きずっているにも関わらず、

いつもと同じ毎日を送り、

疲れが溜まって、便が硬くなってしまった。

 

硬い便による二次障害。

それは、肛門の粘膜が傷ついてしまうこと。

 

もうね、、痛くて痛くてしょうがない。

騒いでお尻に汗をかけば、

しみてヒリヒリと、さらに痛む。

 

 

 

やっぱり、パニックになります。

 

誰のいうことも聞けないし、

彼自身も、わからなくなってしまう。

 

 

 

どうにかしてあげたいし、

薬も塗ってあげたい。

 

アンとリンゴのバトル勃発…!

 

 

 

アンの、納得のいく方法を見つけてあげること。

これが私の使命。

 

だけども!

パニック中のアンの耳に届くはずもなく、

何処で切り替わるのか、

私も必死。。。

 

 

無理矢理やることにしても、

生産性のある無理矢理にしたいところ。

 

 

 

まわりから見たら、ひどい!となりそうな行為ですが、

まずは、

アンを1人にさせることが、まずは鎮静の第一歩。

 

 

どうにかしたい!という気持ちで怒鳴っても、

アンの心には届かない。

 

 

アンを、トイレに置いてきます。

 

嫌がらないんです。

おかーさん、ここにきてよー

とでも言いそうだけど、言わない。

 

 

自分の頭の中の、

たくさんの言葉や映像を整理してOR消去して、

鎮静をはかるんですね。

 

 

我が家の場合は、他にも子どもがいますし、手がかかるので、

彼のことだけに集中しなくて済む、というのがいいところ。

 

 

何もしないで待つなんて、

なかなかできることじゃない。

 

 

待つこと。

これ、修行です。

かなりの苦行です。

 

 

悟りを拓いた人ならば、

感情に揺さぶられずに待てるでしょう。

 

 

しかしね、

私、人間です。

菩薩ではありません。

 

 

 

いろんな子育て指南本を読みました。

 

 

大体が、子どもが受動的になるまで、待つこと。

これが重要だと、説いています。

 

 

駄菓子菓子!

繰り返しますが、

私は

 

菩薩ではありません。

 

 

 

これ、一対一だったらかなり、マズイんです。

(私の場合です)

 

 

 

無理矢理、ひっぱりだすでしょう。

無理矢理、言葉で説き伏せるでしょう。

おそらく、手が出るでしょう。

 

 

それを止めることはできるのは、

弟のテンちゃんが、いるから。

 

 

テンちゃんが私を呼びます。

テンちゃんが笑います。

テンちゃんがおどけます。

テンちゃんがいたずらをします。

 

 

よって、私の気持ちも分散される。

 

 

しかも、何をやっても可愛らしいので、

ほっこりしちゃうし。

憎たらしくなる日が、くるんだろうけども・・・。

 

 

 

ドタバタしている間に、

待つことなく時間は過ぎ、

そういやぁアンはどうしたかしら?と、声をかけに行くことができるわけです。

 

 

 

アンは、鎮静化。

リンゴ「お風呂できれいに洗ってみる?」

アン「そうするーーーー」

 

 

アンは1人でシャワーを浴びます。

 

 

私がしたいことは、

傷ついたお尻ちゃんに、軟膏を塗ること。

 

 

 

アンに促すも、納得いかない様子。

そこで私、体験談を話してみました!

そう、切れ痔のね!

 

 

長女出産時に、切れ痔になりましたよ。

出産の翌日、何が痛いって、お尻が痛い!

で、軟膏を出してもらって塗ったら、

もう魔法のように翌日には腫れも引いて。

 

アンに塗るのは、紫雲膏という胡麻油と漢方でできた軟膏。

長女の時代から、長くお世話になっています。

 

 

 

話が逸れました。

 

で、アンに話したんです。

お薬を塗ったら、痛いのもなくなって、

あーーーよかった!ってなったのよーーー

 

って。

感情込めて。

思い出しながらの感想は、本当に響きますね・・・。

 

 

 

それまで頑なに拒否を貫いてきたアンでしたが、

「お薬、塗る!」

と、笑顔。

 

 

自分でお薬を塗って、落ち着きを取り戻しました。

 

 

しばらくしてから、

「お母さん!お尻痛くなくなった!ありがとう!!」

 

と、満遍の笑みで抱きついてきました。

 

 

 

 

なんだかね、

胡散臭いなーなんて思ってたわけ。

こういう手法をとったって、わかりっこない、って。

 

これも大きな思い込み。

どうすれば、相手に伝わるのか。

 

そして、

私の目的な何なのか!

 

ここがはっきりしていると、

すごくびっくりするほど伝わりました。

 

 

 

アンは、言語性のIQが低い。

が、理解度がないわけでも、

感情がわからないわけでも、ない。

 

 

そのあたりを、勝手にスイッチしちゃいけないんだなぁ・・・。

 

 

と、お尻痛い事件から学んだ、私でした。

 

 

 

 

その質問、難易度高すぎます。

我が家の、オッケーぐるぐる(Google Homeのこと)は、とても気が短い。

 

というより、

アンの難しい質問に、ぐるぐる先生はこたえられないのです…。

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オッケーぐるぐる、

今日の〇〇線の駅をおしえて?

 

オッケーぐるぐる、

今日の最後のジェダイをおしえて?

 

 

と、かなり早口でまくしたてます。

 

この、

今日の〇〇〜という言い方。

今日の、に意味はないんです。

 

 

なぜなら、

パパが最初にやり方を見せた時、

 

 

今日の天気をおしえて?

 

今日のサッカーの試合結果をおしえて?

 

 

 

と、教えたそう。

 

で、アンの頭の中には、

「オッケーぐるぐる、今日の〜をおしえて?」

というフレーズがインプットされた様子です。

 

 

ある意味、素直。

 

 

耳からの情報に弱く、言語性も弱いアンにとって、

質問を考えたり、

言われたことを発展して考えること

は、とても困難です。

 

あの質問では、どう答えていいのか誰もわからない。

じゃあどういえばいいのか?

それをひとつづつ、解いていきます。

 

これ、骨が折れますよ。

 

 

ああ、やっばりわかんないんだ…

という、

悲しいながら発達凸凹を認められていないんだな、という自分にも気づいたりして。

 

 

固定概念をひっくり返す出来事なので、

発達凸凹を理解していても、

心が折れることがしばしばあります。

そんな自分にイラっとしたり

悲しくなったり

いろんな気持ちが右往左往します。

 

 

 

人間なんでね。

菩薩じゃないのでね。

 

 

 

 

ぐるぐる先生とケンカ別れして、

しかもパパに、イライラしているアンの態度を叱られたりして、

気持ちの整理をするのに、私と話をし、

涙しながら、ぐるぐる先生とカフカに謝りに行ってました。

 

 

アンは5歳。

就学前です。

 

大変な時期だけど、

わかんない、とかあっち行って!

というのを放置してはいけないなと、思っています。

 

 

ゆっくりでも、

大変でも、

アンは考えるチカラをもっている。

言葉を増やし、

言葉で表現することを、学べばいい。

 

今私できることを、

やっていこうと思います。

 

 

 

感覚過敏な親子がプラレール博に挑む②

前回の記事

感覚過敏な親子がプラレール博に挑む①

 

 

さて。

池袋駅に到着した一行。

 

改札に出るなり、

空気の重たさを感じる。

 

そして、地上に出た途端、

アンが一言。

 

「なんか、クッサいなー!」

 

海近くのまあまあ空気のいいところに住んでいるアンにとっては、

都会の臭いは鼻に付く。

私もね…

 

サンシャインシティまでの道のりは、

それなりに長く。

そしてプラレール博への列は…

 

かなり長く。

 

抱っこやら、お茶やら、ラムネやらで誤魔化しながら、

40分ほど並んで、プラレール博に入場!

 

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人人人人人……

 

各ブースも、それなりに並んでおりました。

 

それでも、アンもテンちゃんも、

思い思いに動き、眺め、触り、参加して、

楽しんでいたようです。

 

 

子どもたちの疲れが出てきたのは、

入ってから1時間ほどたった頃。

 

 

新幹線をあしらったTシャツを選んでいると。

 

テンちゃんは、

ドクターイエローがいい!」

と、即決。

 

しかし、アンは…

 

「いらないっ」

「いいのっ」

 

 

おへそが曲がり始めた様子。。。

 

 

アンのおへそが曲がる要因は

・疲れた

・おなかへった

・思い通りにいかない

・お父さん(またはお母さん)が怒ってる

・いろんな音がする、雑音になる

・空気が悪い

・視覚刺激が多い

・言いたいことが言葉にならない

 

こんなところ。

 

 

誰にでもある要因。

それが受け入れられないというか、

理解できない

というところでしょう。

 

 

今回の場合は、

・雑音

・パパがイライラした口調なってきた

・おなかへった

・言いたいことが言葉にならない

 

かな。

 

 

 

プラレールのTシャツが欲しくないなんてこと、

ないんです。

 

 

ホントは欲しい

 

でも、今現在はそれどころじゃないの!

=「いらないっ」

 

という変換です。

 

 

なかなか、パパはその辺りを理解できなくて、

彼もイライラすると人の気持ちを考えられないので…

相乗効果テキメン!になるんですね。

まったく、嬉しくないですね・・・。

 

 

こんな小パニックの時、

定型発達コンビの姉弟は、

静かに二人で戯れております。

とくに空気読みが抜群の弟マイロは、

私たち夫婦のごきげんまで取りにきます。

 

 

パパはヒートアップするばかりなので、

私とバトンタッチして、

アンの気持ちを和らげます。

 

 

まずは、

アンがしたかったことを、

アン主体で動いてもらいながら読み解きます。

 

けっして!

先読みしない、深読みしないこと。

 

親がやりがちな、

 

こうしたほうがいいんじゃない?

ああしたほうがいいんじゃない?

ということは

一切いいません。

 

言うと雑音が増えて、アンの頭がもっとグチャグチャになります。

 

=中パニック

にレベルアップしちゃいます。

 

 

放っておく、の汲み取りバージョンです。

 

 

ここまでくるのには、

まぁそれ相当の時間がかかりましたよ…

菩薩じゃないんでね。

 

 

アンの気持ちを先読みしたところで、

当たりません。

 

 

なので、研究するかのごとく、

 

へー、なるほどねー

 

と可笑しいと思いながらも、付き合うわけですよ。

 

 

もちろん、

社会的に(経済的に)いけないものには、

説明をします。

 

 

アン「プラレールが欲しかったの!」

に対して、

 

リンゴ「今日はお誕生日でもクリスマスでもないから、かってあげられないなぁ。」

 

アン「なんでーー!欲しいもん!」

 

リ「欲しいからって買ってたら、おうちがおもちゃだらけになっちゃうから、一個買ったら捨てないとねぇ。なに捨てる?」

 

アン「えー、捨てたくない」

 

リ「じゃあ、どうしようかー」

 

アン「サンタさんに頼む」

 

リ「そうねー

  アンくん、わかってくれてありがとねー

  トミカ一台ならいいよ、小さいし。

  ここにしか売ってないのがあるんだってー!

  わぁ、どれにするー?」

 

と、トミカを指さします。

 

けっして、手を引っ張ったりせず!

他動はノンノン!なのです。

自動が、大事。

 

 

 えー?どれどれ??

と、アンの足取りは重いながらも

トミカ売り場に進むのです。

プラレール博なのにトミカ?というツッコミは承知の助。。。

 

 

私の手法として、

アンが、私とふたりでしっかり向き合って話すことによって、

いろんな情報がバラバラに頭に入ってワサワサしている状況から、

一旦引き離します。

 

 

集中する=世界(視野)を縮めることで、

安心します。

 

 

そうすると、アンも自分に集中できて、

気持ちを吐露できるんですね。

 

 

大人が、

こっち買えないからあっちにしたら?

とシフトできることが、

簡単にシフトできない。

 

 

情報が多すぎて、

整理できない。

 

 

ここまでアンを理解しておかないと、

対応できないのか…

と思われるだろうけど、

これは5歳のアンだから。

 

 

対応策を彼が習得できたら、

それで生きやすくなる。

 

 

私が、ここまでわかるのに4年近くかかった。

ということは、

アンが習得するにも、

それ相応の時間がかかるでしょう。

 

 

長いようで、振り返ればとても短い時間だったと、

思えるんだろうな。

 

 

ま、そんなこんなで、

アンは限定のパトカーを手に入れ、

Tシャツはこまちがいい!と自分で選び、

ガチャガチャを自分でやって、

大満足で会場を後にしましたとさ。

 

 

 

 

 

感覚過敏な親子がプラレール博へ挑む①

息子たちのお出かけ担当は父のカフカのため、

私が行くことは、かなり稀なのです。

 

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見てるだけで疲れてくるー 

 

 

カフカが、

今回は家族で行こうよー

というので、

いつもはパスしてしまう私と姉ケイナも道づれ一緒に行くことになりました。

 

 

アンは、著名ではないものの、

感覚過敏。

 

 

人混み、ずーっと鳴っている不快(とアンが感じるもの)な音、

疲れ、におい、雰囲気・・・

 

 

誰にでもある不快なものを、なかなか受け入れられないため、

小パニックを起こします。

 

 

 

かくいう私リンゴにも、

感覚過敏の節があります。

 

人混みは大の苦手。

静かなパニック持ちの私は、

4歳の頃から、静かに人から離れていました。

 

デパートの地下食品売り場では、

ひとりで待つことを提案し、階段に座って待ちました。

 

そのうち、私の姉たちが、

私と出かける時には休憩を適宜入れるようになりました。

 

そうやって、自己防衛したり、他者防衛を利用して、

生きてきたんでしょうね・・・。

周りに甘えて助けられて生きております

 

 

 

 

で、私たち家族が向かったのは、

サンシャインシティで行われる、プラレール博。

 

わざわざ・・・

という感も否めないけれど、子どもたちの喜ぶ顔を見たくてね。

カフカの、そういう思いも大切にしたいわけで。

 

 

姉・くーちゃん、アン、弟・テンちゃん、私リンゴとパパ。

パパは旅行の計画を立てたり、準備したりするのが得意。

今回のお出かけのお膳立ても、ぜーんぶカフカがやってくれました。

 

おかげさまで出発から電車の乗り換えから、

とてもスムーズ。

 

子どもたちの機嫌も上々で、

池袋に着くまで、楽しく過ごせました。

 

池袋到着から始まる、

感覚過敏親子の、感覚過敏劇場が始まります。

 

 

さてさて、どうなりますことやら・・・。

 

 

あなたは私の鏡ってことなのね。

うちのこどもたち。

発達凸凹のアン。年長さん。

定型発達の姉くーちゃん。小4。

定型発達の弟テンちゃん。年少さん。

 

 

とはいえ、

姉・くーちゃんも、実は何かを持ってるんじゃないかな・・・

と、疑いは捨て切れません。。。

 

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要するに、

どんな子でも、

それが定型発達といわれる子でも、

得手不得手はあって然り、なんだと思えるようになりました。

 

 

学べば学ぶほど、

あれれ、私もそうなんじゃないか?!と思うことばかり。

 

 

空気を読むのは、得意。

言語化された人の気持ちを汲み取るのも、得意。

 

 

が。

言語化されたものをそのまま受け取ってしまう、という節が、

私にはあるのです。。。

 

 

冗談が若干、通じない。

社交辞令が、よくわからない時がある。

 

 

素直で真っ直ぐ。

 

あれれ、誰かとそっくりです・・・。

 

 

 

アンには、言語性のIQが低い、という発達の遅れがあり、

それがミックスされることにより、

発達の凸凹が激しい。

 

愛の強い子なので、

私たち家族への当たりは、強くなってしまう。

思いが、強いんです。

 

 

私の場合は、

知的な遅れはなく、騒ぐ方でもないけれど、

感受性が強く、頭の中が忙しい。

いつも音楽が流れていて、

私の中の対話が多いので、

うるさい場所は苦手。

 

そうね、

アンは私によく似ているってこと。

 

私は、その感覚の違いや影響を受けやすく疲れやすい自分を、

静かに、直接人に迷惑をかけないようにして、生きてきた。

 

そうね、

末っ子だったことも、大きな違いかな。

周りを見て、動く子だったから。

 

 

アンがやりたい放題にしていることを、

私は羨んでいるんだな・・・。

で、腹が立つんだろうな・・・。

 

 

アンは、私の鏡ってことなのね。

そうね、そうなのね。

 

こうやって、母親は子に育てられるんだなーと感じた、

平日の昼下がり。

 

 

 

 

なんだよ、全然楽じゃないじゃん、二番目!って話。

これは、私りんごの話。

 

今となっては中間子のアンくんですが、

生まれた当時は二番目で、

二番目の育児は楽チンだよー、なんて言われていたわけです。

 

 

ところがところが、

そんなことなかった。

っていうより、長女よりずーーーっと大変だった・・・のでした。

 

 

子どもに振り回されっぱなしの私は、

子育てにも自分にも、言い訳ばっかりしていたんです。

 

 

アンのせいで。

アンがいるせいで。

アンが、フツーじゃないから!

 

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ってね。

ひどい母親です。

 

 

なんとかしなくちゃ、と

その当時は誰かに何かを教えてもらって答えをもらおう、

そうすれば楽になる!と思って。

 

 

 

方々、当たってみました笑

いろいろやってみたんですよー(小声)

 

 

当たりハズレ、いろいろありましたが、

すべてが私の学びになりました。

 

 

で、どんなことが必要だったのか、ということを学んだんです。

それはまた、別の機会に・・・。

 

 

でね。

とどのつまりは、

 

私が、整ってないと、子どもも家族も崩壊するってこと!

 

 

母親が笑顔でいることが大切。

でも、無理矢理に笑顔でいることじゃなくて、

笑顔でいられるように、

 

 

自分を整えること

 

が、大事だってことがわかって。

 

 

誰かにすがり、

誰かに変えてもらおうとするのは、違うんだなってね。

 

 

私が見つけた、私の場所。

私を整えられる場所。

 

 

子育てしていると、

わたし、がなくなりかける。

 

 

それってわがまま?

それって勝手なんじゃない?

 

 

すべて、思い込みでしたー。

 

 

今は、自分の時間や、

私の心が喜ぶことを、積極的にしています。

罪悪感は、捨てました!

 

 

それでも、毎日が、

自問自答の日々です。

 

 

ねぇ、私はどうしたい???

ってね。

 

 

その答えをひとつずつ、一歩づつ。